二つの記事がある。
(1) http://savechild.net/archives/12871.html
引用記事『朝日新聞 11/24 プロメテウスの罠』
- http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY201108080507.html
『朝日新聞 web 8/8』
(2) http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111114-OYT1T00893.htm
『読売 web 11/14』
(1)(2)の立ち位置は若干違うが、いずれも、
福島県二本松市にあるゴルフ場が、敷地から高いレベルの放射線が検出されたことから営業できなかったとして、休業補償と除染を東電に求めた裁判で、ゴルフ場の申し立てが却下されたという事件を報じている。
判決としては、
・測定された放射線値が国が定めた基準を下回っていることから、営業ができないことはない
・除染は国が調整した上での実施になるため、東電が行うべきだという判断にはならない
ということを言っているようで、全く筋が通らないわけではない。
ただ、今回ゴルフ場側はそれをわかった上で、次の視点から申し立てを行ったのだと思う。
-東電の所有物であるところの放射性物質を除去せよ
ところが東電は真っ向からつぶしにかかった。
-ゴルフ場敷地内の放射性物質は東電の所有物ではない。所有者を持たない、無主物である
これに対する判決が、前述の内容だ。判決文を読んだわけでもないので、あらかた先入観からの話になってしまうが、おそらく所有物かどうかの判断には判決は直接触れていないのではないか。
その上で、数字だけで見ると営業できるじゃーん、除染は待ったらやるって言ってるじゃーん、だから金くれとか言わずにおとなしくしてなさい、と通り一遍の結論を出しただけではないのか。報道を読む限りではそう感じてしまう。
これは背景に、同様の訴訟が増えることを想定しての政治的な判断が多分にあるからなのではないのか。
でも、それでいいのか。
おかしい。明らかに公害だろう。
有害物質が川に流れました。
魚に化学物質が濃縮されました。
漁師さんは漁をできません。
こんな事例なら、普通に垂れ流した企業が補償すべきと判断されていたと思うのだけれど。
放射性物質は飛散したら東電の所有物ではなくなるのか。落とし物だから、それはもうお好きに処理してくださいと言えるものなのか。
福島政幸裁判長自身はどう考えているのか、聞きたいものだ。判決で明確に触れていたら謝罪する。その場合は書かないマスメディアを責めることにする(笑
-----
原発については、『将来的にはなくさないといけないよね。でもすぐになくすのはダメージが大きすぎるから、段階を踏む必要があるよね。これから徐々に考えていこう』というあたりが何となくのコンセンサスになりつつある、と個人的には感じている。
にもかかわらず、東電だけが、
補償はできるだけ少なくすめばいいなぁ。
訴訟で刃向かってくるやつはビビらせておかないとなぁ。
ぐらいの感覚でいらっしゃるのが、どうにも薄ら寒い。
現場の人間だけが戦っている。上の人間は、相変わらず高みにいらっしゃる。
そんなことを激しく感じたニュースだった。
-----
ちなみに、電力会社を悪者にすればわかりやすいが思考停止になってしまうという理由で、できるだけ中立に書けないかなぁとか思っていたんだけれど、書き出すととうてい無理だということに気づいた。
もうちょっと擁護できるような話題も提供して欲しいものだ。もちろん、上の人自身でね。
(1) http://savechild.net/archives/12871.html
引用記事『朝日新聞 11/24 プロメテウスの罠』
- http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY201108080507.html
『朝日新聞 web 8/8』
(2) http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20111114-OYT1T00893.htm
『読売 web 11/14』
(1)(2)の立ち位置は若干違うが、いずれも、
福島県二本松市にあるゴルフ場が、敷地から高いレベルの放射線が検出されたことから営業できなかったとして、休業補償と除染を東電に求めた裁判で、ゴルフ場の申し立てが却下されたという事件を報じている。
判決としては、
・測定された放射線値が国が定めた基準を下回っていることから、営業ができないことはない
・除染は国が調整した上での実施になるため、東電が行うべきだという判断にはならない
ということを言っているようで、全く筋が通らないわけではない。
ただ、今回ゴルフ場側はそれをわかった上で、次の視点から申し立てを行ったのだと思う。
-東電の所有物であるところの放射性物質を除去せよ
ところが東電は真っ向からつぶしにかかった。
-ゴルフ場敷地内の放射性物質は東電の所有物ではない。所有者を持たない、無主物である
これに対する判決が、前述の内容だ。判決文を読んだわけでもないので、あらかた先入観からの話になってしまうが、おそらく所有物かどうかの判断には判決は直接触れていないのではないか。
その上で、数字だけで見ると営業できるじゃーん、除染は待ったらやるって言ってるじゃーん、だから金くれとか言わずにおとなしくしてなさい、と通り一遍の結論を出しただけではないのか。報道を読む限りではそう感じてしまう。
これは背景に、同様の訴訟が増えることを想定しての政治的な判断が多分にあるからなのではないのか。
でも、それでいいのか。
おかしい。明らかに公害だろう。
有害物質が川に流れました。
魚に化学物質が濃縮されました。
漁師さんは漁をできません。
こんな事例なら、普通に垂れ流した企業が補償すべきと判断されていたと思うのだけれど。
放射性物質は飛散したら東電の所有物ではなくなるのか。落とし物だから、それはもうお好きに処理してくださいと言えるものなのか。
福島政幸裁判長自身はどう考えているのか、聞きたいものだ。判決で明確に触れていたら謝罪する。その場合は書かないマスメディアを責めることにする(笑
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原発については、『将来的にはなくさないといけないよね。でもすぐになくすのはダメージが大きすぎるから、段階を踏む必要があるよね。これから徐々に考えていこう』というあたりが何となくのコンセンサスになりつつある、と個人的には感じている。
にもかかわらず、東電だけが、
補償はできるだけ少なくすめばいいなぁ。
訴訟で刃向かってくるやつはビビらせておかないとなぁ。
ぐらいの感覚でいらっしゃるのが、どうにも薄ら寒い。
現場の人間だけが戦っている。上の人間は、相変わらず高みにいらっしゃる。
そんなことを激しく感じたニュースだった。
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ちなみに、電力会社を悪者にすればわかりやすいが思考停止になってしまうという理由で、できるだけ中立に書けないかなぁとか思っていたんだけれど、書き出すととうてい無理だということに気づいた。
もうちょっと擁護できるような話題も提供して欲しいものだ。もちろん、上の人自身でね。
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